三線ケースは、三線を持つなら必須のものです。三線を裸のまま持ち歩くのでは不便ですので、教室へ行くにしろ、野外で弾いてみるにしろ、ケースは必要です。
できれば、三線を購入する時にケースも合わせて入手しておきましょう。三線店で取り扱っている初めての人用セット(三線と用具がセットで販売されているもの)には、ほとんどの場合三線ケースがついています。
三線ケースには大きく分けてソフトケース、ハードケースがあります。
三線ハードケース
丈夫さや安全を優先したいならハードケースがおすすめです。一般的によく見かけるのは黒や茶の革(合皮)張りのハードケースです。ギターケースのようなアルミ素材の三線ハードケースもあります。何れも内側に板状の素材が張られていて、硬くて箱状になっています。
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三線ソフトケース
ソフトケースのメリットは、何と言っても軽いことです。多くは合成繊維製です。リュックサックのように背負える仕様になっているものが多く、移動がラクです。
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いいとこ取りのセミハードケース
ただ、ソフトケースでは保護性能に多少不安があります。その点はハードケースが優れますが、なにぶん重いというデメリットがあります。
そこで両者の良いとこ取りをしようと、ソフトケースのような布素材を用い、ウレタンなどの緩衝材が入ったセミハードケースという商品も開発されています。
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三線ケースの選び方…飛行機に乗る方はハードケース/セミハードを用意しましょう
三線ケースをどのように選ぶかについて、三線初心者の方は、ひとまずは手軽なソフトケースで良いのではないかと思います。一方で、セミプロの方や高価な三線を持っている人は、ハードケースを使うことが多いように思われます。保護性能の意味もあるでしょうが、やはり格好が良いのです。
三線と一緒に飛行機に乗る予定のある方もいらっしゃるかと思います。沖縄県外で三線を習っている方で、沖縄へ三線コンクールを受けにいく方や、沖縄の先生に習いに行くという方もいらしゃることでしょう。
そのような方は、ハードケースかセミハードケースを用意することをおすすめします。三線を手荷物カウンターで預けることを考えても、また機内に持ち込む場合でも、ソフトケースで客席の収納棚に入れるのは少々不安があります。
家では三線をケースに入れっぱなしにしない
三線を家に置いておくときは、ケースに入れっぱなしにはしないでください。取り出して、三線スタンドや壁掛けのギターフックに置くようにしましょう。