協会の垣根を超えてともに演奏 第1回新春民謡合同弾き初め会

三線と貝殻

琉球新報のニュースによると2015年1月4日、沖縄県宜野湾市で第1回新春民謡合同弾き初め会が行われました。

この会の開催を呼びかけたのは八重山民謡の第一人者として知られる琉球民謡音楽協会会長・大工哲弘さんで、この企画に賛同した九つの民謡協会が参加しました。参加した団体は

  • 琉球民謡音楽協会
  • 琉球國民謡協会
  • 沖縄民謡協会
  • 沖縄民謡保存会
  • 琉球島唄協会
  • 琉球民謡保存会
  • 琉球島うた音楽協会
  • 全琉球民謡協会
  • 沖縄宮古民謡協会

で、これらの会員と一般参加者を合わせておよそ800人が参加し、会場に入りきれなかった人は野外にブルーシートを敷いて座り、かぎやで風・鷲の鳥節・なりやまあやぐ等を演奏した、と報じられています。

ちなみに、その時のかぎやで風の歌詞はお正月にふさわしい「あらたまの年に 炭と昆布飾てぃ」であったということです。

民謡協会といえばあまり他の協会との交流を歓迎しないイメージがありますが、このように垣根を越えて三線を愛する人達がひとつになるイベントは非常に興味深く、琉球民謡全体の発展のために良い傾向であると思われます。

この会は来年も開催される予定です。2015年の参加概要が大工哲弘さんのウェブサイトに掲載されていましたので、来年参加してみたい方は参考までにチェックしてみてください。

»心想事成に向けて – 大工哲弘 南風ぬイヤリィ


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