"パーマ屋ゆんた"の工工四
“パーマ屋ゆんた”が収録されている工工四集(または歌集)のリストです。
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沖縄三線で弾く ビギンの唄本-オモトタケオ3
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沖縄三線で弾く ビギンの三線曲集 [一五一会譜付]
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沖縄島うた・ポップス工工四集(改訂版)
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“パーマ屋ゆんた”のCD
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ビギンの島唄 オモトタケオ3
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“パーマ屋ゆんた”の動画
“パーマ屋ゆんた”について
2010年9月発売のBEGINのアルバム「ビギンの島唄 オモトタケオ3」からの曲。
進学か就職のために島を出てゆく若い女性。その出発前日に髪を整えにきた彼女に、赤ちゃんの頃から彼女を知っている美容師のおばさんが語りかける。「色を抜いても重ねても、髪の根っこは染まらんさ」。
新しい暮らしのはじまりに希望と不安を抱えた彼女への、愛情あふれるまなざし。沖縄のどこかの、おそらくとても小さな地元のパーマ屋で繰り広げられたであろうその情景は暖かく感動的で、多くの人の心を打つ。アーティストにもこの曲に感銘を受けた人も多いといい、加藤登紀子はリリース後まもなくカバーを発表している。
曲の造りはタイトルどおり「ゆんた」の形式を守っており、「ゆいさー」「まくとぅにつんださーぬ」といった間の手が入る。「ゆんた」とは元々、八重山地方の間の手を交えた労働歌のことを指す。つまり、そうした民謡のテンプレートを踏襲しながらも現代人に分かりやすい一曲にまとめているのだが、その手腕はBEGINさすがと言うほかない。
“パーマ屋ゆんた”の歌詞
パーマ屋ゆんた BEGIN 歌詞情報 – goo 音楽
囃子(間の手)として入る、「ゆいさー」「つんださーぬ」などの言葉の意味は次のとおり。
「さー」「ゆいさー」「でんさー」「さーさー」…これは、単なる囃子言葉。
「つんださーぬ」…恋しい、愛しいの意味。「ふるさとが恋しい」とか「あの彼女が愛おしい」などという用例で用いられる。
「まくとぅに」…漢字で書くと「誠に」、これを沖縄風の読み方をすると「まくとぅに」となる。意味も内地の言葉と同じく「ほんとうに」「まったく」のこと。