"通い船"の工工四
“通い船”が収録されている工工四集(または歌集)のリストです。
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歌詞集 沖縄のうた
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沖縄民謡大全集
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正調琉球民謡工工四 第二巻
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創作舞踊 声楽譜附工工四 全巻
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“通い船”のCD
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柿の木坂の家/小島通いの郵便船
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ひっつき虫
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柿の木坂の家/小島通いの郵便船
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ひっつき虫
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“通い船”の動画
“通い船”について
「沖縄新民謡の父」とも呼ばれる普久原 朝喜 作詞/作曲の唄。嘉手苅 林昌などの演奏で知られる。「通い船」は、沖縄から神戸への船のことを唄った唄であるという。
普久原 朝喜は「通い船」の他にも「懐かしき故郷」「無情の唄」など、遠くから故郷を想う唄をいくつか作っている。作曲者自身が若い頃に沖縄から出て大阪・尼崎に暮らした体験も含め、当時多くの沖縄の人々が日本本土や海外へ出稼ぎに出ていた社会背景がそれらの唄のベースになっている。新民謡とはいえ、かつての沖縄の庶民の気持ちをそのまま映した歴史的意義も、すでにこれらの唄の魅力の一部であろう。
“通い船”の歌詞
- 嬉しゃ懐かしや 振別りぬ港
何時迄ん肝に 染みてでむぬ
*さー 那覇と大和ぬ 通い船よ
(うりしゃ なちかしや ふやかりぬ んなと
いちまでぃん ちむに すみてぃ でむぬ
さー なーふぁとぅやまとぅぬ かゆいぶによ) - 御万人と共に 此ぬ船に乗やい
懐かしぬ港 出ぢて行ちゅん
*
(うまんちゅとぅとぅむに くぬふににぬやい
なちかしぬんなと いぢてぃいちゅん) - あまた思事ん 打ち解きて互に
しばし寂しさん 忘て行ちゅさ
*
(あまたうむくとぅん うちときてぃ たげに
しばしさびしさん わしてぃ いちゅさ) - さやか照る月ん 波風ん静か
かわて親兄弟ぬ 名残り立ちゅさ
*
(さやかてぃるちちん なみかじん しじか
かわてぃ うやちょーでーぬ なぐりたちゅさ)
☆ご注意:琉球民謡の歌詞は、必ずしも固定して定義されるとは限りません。地域や時代によって言い回しが違ったり、歌い手によって順番を変えるのはしばしばあることです。ですからこの歌詞は、他のウェブサイトや参考書、CDなどとは内容が違う場合もあります。それらを踏まえて、参考としてこの記事をご覧ください。