"海ぬチンボーラー"の工工四
“海ぬチンボーラー”が収録されている工工四集(または歌集)のリストです。
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沖縄民謡・島うた工工四集 第二巻
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島唄沖縄民謡ベスト20
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工工四百選集
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聲楽譜附 野村流舞踊地謡工工四 第二巻
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おきなわ島うた工工四大特集 第三巻
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沖縄島うたポップス工工四集 緑版
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歌詞集 沖縄のうた
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沖縄地謡全集
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沖縄地謡全集
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琉球民謡解説集 上巻
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沖縄民謡大全集
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正調琉球民謡工工四 第二巻
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琉球舞踊入門
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創作舞踊 声楽譜附工工四 全巻
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民謡端節 舞踊曲集工工四
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だれでも弾ける 五線譜工工四 ポピュラー編 練習用CD付
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大工哲弘 沖縄・宮古・八重山・島唄ポップス工工四楽集
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“海ぬチンボーラー”のCD
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“海ぬチンボーラー”の動画
“海ぬチンボーラー”について
「チンボーラー」とは小さな巻貝。みそ汁などに入れ、なかなかおいしいということだ。
唄いだしにもこの貝の名前が登場するが、続く歌詞はかなり「オトナな」内容になっている。登場する地名「辻、中島、渡地」とは、その昔遊郭のあったところ。その各々にいろいろな種類の「お豆」があり、二才達(お兄ちゃんたち)が食べてみる、というのだから、その意味は推して知るべしというところである。ならば、海のさし草(海藻)がなびく、というのはいったい何のたとえだろうか?(笑)
そういう下世話さもおりまぜつつ楽しむ遊び唄、ということで理解されているようだ。楽しげなメロディもあいまって、沖縄県内では今でもよく愛されている唄である。
続けて「赤山」を唄うことが多い。
“海ぬチンボーラー”の歌詞
- 海のちんぼーらーが 逆なやい 立てば 足の先々 危なさや
(支度ぬ悪っさ側なりなり さ浮世の真中 ジサジサジッサイ 島ぬヘイヘイ)
うみぬちんぼーらーが さかなやい たてぃば ひさぬさちざち あぶなさや
したくぬわっさ すばなりなり さ うちゆぬまんなか じさじさじっさい しまぬへいへい - 海のさし草や あん清らさ なびく 我身も里前に 打ちなびく
うみぬさしぐさや あんちゅらさ なびく わみんさとぅめに うちなびく - 辻や 豌豆豆 中島や 豆腐豆 恋し渡地 いふく豆
ちじや いんどーまみ なかしまや とうふまみ くいしわたんじ いふくまみ - 辻の豌豆豆 食で見ちゃんな 二才達 食でや見ちゃしが 味や覚らん
ちじぬいんどーまみ かでぃみちゃんな にせーたー かでぃやみちゃしが あじやうびらん
辻、中島、渡地とは那覇市内の地名で、その昔遊郭があったところ。民謡では「ちじ、なかしま、わたんじ」と発音する。「ハイサイおじさん」にも同様に三つセットで登場する(「辻、中島、渡地と おじさんやあまぬ株主ど」)。
☆ご注意:琉球民謡の歌詞は、必ずしも固定して定義されるとは限りません。地域や時代によって言い回しが違ったり、歌い手によって順番を変えるのはしばしばあることです。ですからこの歌詞は、他のウェブサイトや参考書、CDなどとは内容が違う場合もあります。それらを踏まえて、参考としてこの記事をご覧ください。